川崎大師競馬場(神奈川県)
1932(昭7)年〜1938(昭13)年

厄除けで有名な川崎大師
その境内でも競馬が行われていた

表参道を歩いて行くと小さな祠が左手に見えてくる
ここの祠には本尊が木造の馬頭観音が奉られている
この辺りが川崎大師参詣の際の馬止めの場所であったので、力の強い馬でさえ綱一本でつなぎとめられることから
赤い布に好きな人の名前を書いて奉納すると、縁が結ばれるといわれている

こういう説もある
昔はこの神殿の奥に競馬場があり、その競馬場で亡くなった馬を供養するために頭を納めた場所


1932(昭7)年4月9日:
神奈川県畜産組合により大師競馬場が新設される


<昭和9年春季・神奈川縣畜産組合聨合會大師競馬會主催・複勝式優勝馬投票證>


1938(昭13)年9月:期間合計52日の開催をもって
廃止される


1948(昭23)年:競馬法の一部改正により、地方競馬が公営競技となる
同年10月:戦災復興指定都市の開催権が川崎市に認可(年4回)
1949(昭24)年10月:神奈川県は県会の議決を得て川崎市富士見町、旭町、宮本町の一部を買収
(買収代金・153、692、939円 土地面積・約6万坪)

現在の
川崎競馬場叶崎競馬倶楽部に建設させ運営する



神奈川県川崎市川崎区